山形県上杉藩郷土集落に伝わる、なす干しの炒煮レシピのご紹介をします。
なす干しの炒り煮のレシピ
材料
干しなす(なす) 200グラム
大葉 50グラム
菜種油 大さじ1
味噌 大さじ1プラス1/2
水 大さじ1プラス1/2
作り方
干しなすは、なすを縦に二つに切り、更に二つに縦に切ったものを干す。
真夏の天気の良い日は、1日で干し上がります。
干しなすは、長ければ、半分~1/4ほどに切ります。
大葉はみじん切り。
フライパンに菜種油を敷き、干しなすと大葉を入れて炒めます。
味噌を水で溶ぎ、
フライパンで炒めている干しなすの大葉の上にのせます。
蓋をして、蒸し煮状態にします。
3~4分、蒸し煮にして、真ん中の味噌の部分からざっくりと混ぜ合わせます。
全体に味噌が馴染んだらできあがりです。
できあがり
味
なすは甘みが凝縮され、大葉の香りと味と相性抜群でした。味噌は、水で溶くことで、醤油っぽい感じになりました。
まとめ
干しなすは、冬の間の保存食として、真夏に準備します。
夏、干したてを食べる風習はなく、冬に干しなすを、お湯で戻して、煮物などに使っていました。
なすを干した日は、気温が40度近くあり、干すと言うより、太陽が天然のオーブンの役目をして、焼きなすみたいに。