愛媛県の燧灘沿岸の料理として掲載されていた、「サバとなすの味噌煮」のレシピをご紹介します。
サバとなすの味噌煮
材料
なす
サバ
ショウガ
味噌(全体の量の10パーセント)
(甘酒 味噌と同量)
作り方
サバは、頭とはらわたを取り除き、等分に切ります。
切り身で手に入れた場合は、4等分ずつくらいに切り分けます。
なすは、へたを切り落として、大きめに切ります。
今回は、縦に4つに切り、更に長さを半分にしました。
ショウガは、薄切りにします。
鍋に薄切りにしたショウガを入れ、
その上に、サバ、なすを入れます。
水は、全体の量の1/3くらい入れ、塩を少々振ります。
鍋に蓋をして、強火で煮立てます。
沸騰したら、味噌と甘酒を混ぜ合わせて、
鍋の中心に置きます。
(全体に絡めないのがポイント)
味噌がだんだん溶けて来けて来たら、かき混ぜ、水分が半分くらいになるまで煮詰めます。
なすが、味噌にちょうど良く合わさり、サバの味噌煮缶のような料理になりました。
愛媛県の燧灘海峡は、塩の干満により、潮流が激しく入れ替わり、その様子が、火打ち石の火花に似ているようです。
漁場環境に恵まれ、鯛の水揚げだかは全国で日本一。江戸時代には塩田も開発され、塩の専売法が施行される前までは塩の製造も盛んでした。
鯛を塩田で塩蒸しにする「鯛の浜焼き」は、名産品の一つです。