神奈川県三浦半島に伝わる「なすのたたき」のレシピをご紹介します。
神奈川県の郷土料理「なすのたたき」のレシピ
材料
なす
ねぎ
しょうが
味噌
しょうゆ
作り方
取り立てのなすを七輪で焼いて、皮をむきヘタを取ってまな板の上で叩きます。
ねぎはみじん切り、しょうがはすります。
なすのたたきと、ねぎのみじん切り、しょうがに味噌を少々加えて、まな板と上で包丁を使って混ぜます。(切りあえの要領)
お皿に盛り、醤油をかけて食べます。
まとめ
「たたき」というと、マグロなどの魚を連想しますが、なすもたたきのように調理して食べられていました。
なすの実の部分が、肉厚で、まるで魚のような歯ごたえがあるからだと推測しました。
丸ごと焼いて皮をむいたなすの実は、まるで魚または肉のようで、しょうが醤油とごま油をかけて食べるだけで十分な満足感があります。
焼きなすについてはこちらでご紹介しています。→焼きなすレシピ
三重県では、なすを丸ごと茹でて皮をむき、やわらかくなった果肉を「なすの刺身」と名づけ、刺身のように食べていました。
なすは魚以外にも、豚肉としても食べられています。熊本県では、薄切りにしたなすを油と味噌で炒めた料理を「豚いり」という名称で呼び、豚肉のように食べていました。
茄子のたたきは神奈川県の郷土料理だったんですね。神奈川県に住んでいるのによく知りませんでした。昔はちょっと苦手でしたが、歳をとってから、茄子が大好きになりました。
牧田さん、コメントありがとうございます。昔の料理、地元と言えども謎だらけですよね。なすは、いろんな調理方法があって、美味しいですよね。