鹿児島県大隅シラス台地に伝わる、「にがごい(ゴーヤ)の油炒め」のレシピをご紹介します。
鹿児島県の郷土料理「にがごい(ゴーヤ)の油炒め」のレシピ
材料
にがごい(ゴーヤ)200グラム
味噌 大さじ1
甘酒 大さじ1
卵 1個
菜種油 大さじ1
作り方
にがごい(ゴーヤ)は、よく洗い、
縦半分に割り、
薄切りします。
フライパンに菜種油を熱し、にがごい(ゴーヤ)を炒めます。
味噌と甘酒を、にがごい(ゴーヤ)の真ん中に乗せ、蓋をして弱火で蒸し煮にします。
にがごい(ゴーヤ)が柔らかくなったら、
味噌と甘酒、にがごい(ゴーヤ)を一気にかき混ぜます。
溶き卵をほぐし入れます。
できあがり
味
卵と甘酒がゴーヤの苦みをまろやかにしてくれます。子どもでも食べやすい料理です。
ゴーヤの油炒めアラカルト
最近のゴーヤの油炒めのレシピで多いのが、「めんつゆ」を使ったものです。
適度な味がついているので、味付けの失敗が無く、手軽に作れます。
その他は、「焼き肉のタレ」「マヨネーズ」などもありました。
ゴーヤと一緒に使う食材は、豆腐、豚肉、ツナ、卵、鰹節、油揚げなどが一般的です。
ゴーヤチャンプルのようにして食べるのが現代風のようです。
その他、ごま油と塩で漬物にして食べる方法や、軽く火を通して、醤油とごま油に漬けるナムルとして食べる方法も郷土料理として伝えられるゴーヤの調理方法にはありませんでした。
ゴーヤの苦みをやわらげて食べる方法
ゴーヤの苦みを和らげたいならば、かまぼこが有効です。
子どもは、ゴーヤをほとんど食べませんが、かまぼこと一緒に炒めたゴーヤの油炒めは食べられるようです。
もし、苦みを最大限に弱めたかったら、酒(またはみりん)と塩少々で蒸し煮にして、かまぼこと一緒に和えると、子どももたくさん食べてくれます。
まとめ
ゴーヤを、鹿児島では、「にがごい」と呼んでいます。独特の苦みがありますが、胃の薬になるといわれ、夏には欠かせない野菜の一つです。
ゴーヤを食べると、食欲が出てくるので夏バテ防止に毎日のように食卓に並びます。