鳥取の郷土料理「いわしの金山寺味噌煮」レシピ

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鳥取の郷土料理「いわしの金山寺味噌煮」レシピ

鳥取県大山山麓地方に伝わる「いわしの金山寺味噌」のレシピをご紹介します。

鳥取の郷土料理「いわしの金山寺味噌煮」レシピ

材料

いわし 200グラム
金山寺味噌 大さじ1・1/2
しょうが(細切りにする) ひとかけ
水 100CC*金山寺味噌のレシピは、こちらのページでご紹介しています。

作り方

いわしは、頭を落とし、内臓を取り出します。鍋にしょうがと金山寺味噌、水、いわしを入れて煮立てます。立ったら弱火にして、煮詰めます。できあがり。

単なる味噌味とは違う、金山寺味噌独特風味のある味です。

まとめ

鳥取県大山山麓の日常食として紹介された料理です。
この料理の下りには、下記の説明がありましたのでご紹介します。

日本海がないで、地引網でいわしが多くとれる時期になると、坊領の男たちは商いかごを天びん棒でかつぎ、御来屋の灘まで歩いて、いわしを買いに行く。片道一時間ほどかかる。引用元:日本の食生活全集・鳥取県

坊領とは、大山にある地名です。坊領道は、大山古道の「大山博労座(大山牛馬市)」を目指して通った道です。御来屋とは、日本海にある漁港で、鳥取県第二位の漁獲高があります。大山というと、山のイメージが強いですが、麓には、魚が豊富に捕れる漁港もあります。この地方の、いわしの食べ方としては次のようなくだりがあります。

いわしは煮ても食べるが、わらで編み、ゆでて天日でからからに乾かしていり干しにし、だしとして使う。ときには、これに味噌をつけたり醤油をつけて、魚の魚や菜にする。

引用元:日本の食生活全集・鳥取県

山の幸、海の幸に恵まれた豊かな暮らしが垣間見えます。

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