山形県庄内平野に伝わる「なすごんげん」のレシピをご紹介します。
山形県庄内平野の郷土料理「なすごんげん」のレシピ
材料
なす 500グラム
大葉 5枚くらい
菜種油 大さじ1
味噌 大さじ3
甘酒 大さじ3
作り方
なすはヘタを切り落として、皮をむきます。
3~4カ所、しましま模様になる感じでOKです。
なすを縦に半分に割り、更にもう半分に割り、4つ割りにします。
小指くらいの長さに切ります。
鍋に菜種油を強いて、熱し、なすを入れます。
全体に菜種油が回るようにざっくりとかき混ぜます。
味噌と甘酒をなすの真ん中に乗せて、蓋をして、火を弱めて蒸し煮にします。
なすがやわらかくなり、味噌が溶け出してきたら、ざっくりと混ぜます。
最後に大葉を刻んだのを乗せて出来上がり。
味
味噌となす、大葉のコンビネーションにほんのり甘い甘酒がくせになりそうです。
500グラムのなすもあっという間に食べ尽くしてしまいました。
あっさりしたなすに、油と味噌が絡み合ったこってりした味わいに箸が止まりませんでした。
「なすごんげ」の意味
なすごんげの「ごんげ」は、庄内弁で「いっぱい、たくさん、(量が)すごい」という意味のようです。
直訳すると「なす、いっぱい」「なす、たくさん」という感じでしょうか。
たくさんのなすを使って調理したのに、あっという間になくなってしまうほどおいしいお料理でしたから、「いっぱい作ってもすぐに食べ尽くされてしまうよ」という解釈もできるかもしれませんね。