佐賀県佐賀平野クリーク地帯に伝わる赤きゅうりのレシピをご紹介します。
赤きゅうりのレシピ
材料
きゅうり
梅酢
作り方
とれたてのきゅうりを3~5分の厚さに刻み、
梅の漬け汁(梅酢)に漬け込みます。
漬けて2~3時間後には食べられますが、大きいものを2~3日塩漬けしてから、1週間くらい梅酢に漬けるとおいしくなるようです。
味
緑のきゅうりが、色鮮やかな紅色になり、見た目は華やかです。しかし酸っぱいです。
そのまま食べると酸っぱさで身体がしゃっきとします。お茶漬けにすると、ほどよい酸味で食がすすみます。
赤きゅうりは、赤毛瓜(モーウイ)とは違う
赤きゅうりというと、赤毛瓜(モーウイ)と言う名前のきゅうりが出てきます。
沖縄で古くから栽培されていたきゅうりのようです。
原産国はインド西部で、15世紀に中国南部から沖縄に伝わったようです。
沖縄王朝の宮廷料理にも使われていたと言われています。
太さは、直径7~10センチ、長さは25~30センチあり、重さは1キロほどあります。
表面の皮が茶色ですが、中の実は白く、水分が多く含まれます。しかし、一般のきゅうりほど水分量は多くなく、食感はカリッとした感じです。
収穫してから日持ちしないのが最大のネックで、大都市などには出回っておりません。
沖縄または鹿児島で、自家用野菜として栽培されているようです。
まとめ
赤きゅうりというレシピは、今出回っている料理にはほとんどありません。
しかし、きゅうりを塩漬けや味噌で食べる以外に、梅酢に漬け込んで食べるという選択肢も加わり、メニューのババリエーションも増えます。
真夏の蒸し暑い時、冷蔵庫で冷たくなったご飯に乗せて、熱いお湯またはお茶をかけて食べると梅干しのクエン酸効果で、夏の疲れも吹き飛びますよ。